【桐島洋子さん】

私は今、40代半ば。

人生、色々あった…のかな…???

いや、別に取り立てて色々あったわけではないような気がするw

それでも、「自分はどういう人間であるべきか」ということはいつも考え続けている。

 

自己啓発本などを読んだりもした。

だけど振り返ってみると、直接的な自己啓発本よりも、物語やエッセイなど(フィクション、ノンフィクションに関わらず)から、自分なりに感じ取ったことの方が、人生の道標になっているような気がする。

 

正義については、小学生の頃に読んだ「ああ無情」から学んだ。

 

20代前半に読んだ桐島洋子さんの数々の本には、かなりの影響を受けた。

今、自分が海外に住んでいるのも、桐島さんの影響なのかもしれない。

 

桐島さんの本の中で一番好きなのは、「聡明な女は料理がうまい」だ。

この本で、料理をすることとは何かを学んだ。手順など写真もなく作り方を事細かに書いてはいないが、これは私にとって一番の「レシピ本」だ。

そして、この本から自分が目指すべきウーマンリブも学んだ。

一見ガチガチのウーマンリブと思われていそうな桐島さんだが、私の印象では決してそうではなく、しなやかなウーマンリブなのだ。

 

「しなやか」

 

これが私が、自分はどういう人間であるべきかを考え抜いた答えである。

 

 

 

聡明な女は料理がうまい

聡明な女は料理がうまい